ハムラ法について
当院のクマ治療への想い
クマ治療は複雑であり、手術の細かい手技、患者さまが求めているゴール、長期的な効果、そしてお顔全体のバランスを総合的に判断して治療の提案を行う必要があります。医師の治療経験数が重要なのは当然のことながら、ゴールのすり合わせ、日常的なケアから美容皮膚科、美容外科的治療のコンビネーション治療を行うことで、より理想に近い目元に近づくことが可能となります。
ハムラ法は目の下の膨らみと
凹みを同時に治療できる方法です
正式名称は眼窩脂肪移動術になります。目の裏にある眼窩脂肪を包んでいる膜を目のふちの深いところに脂肪と移動して固定します。そうすることで膨らみと、目の下の凹みを同時に治療・改善することができる治療です。裏ハムラはまぶたの裏からアプローチし、表に傷を作らないことで治療が完成します。表ハムラはまぶたの表から余った皮膚を同時に切開し、脂肪を移動し治療が完成します。お顔の状態によっては、経結膜脱脂のみを行うことや凹みや影になりやすいかたは、注入系の治療を同時に行うことで完璧な目元に近づくことができます。
表ハムラ法と裏ハムラ法の適応症例
表ハムラ法
皮膚のたるみを切除し脂肪を移動するため、たるみ膨らみのあるお目元に適しています。
裏ハムラ法
裏ハムラ法は年齢やくぼみの程度、脂肪の膨らみの程度、靭帯の強さなどから適応が決まります。
当院のこだわり
適応判断と最小のダウンタイム
当院では全ての治療に対して、「本当に必要な治療なのか？」をまず判断します。様々なクマ治療が存在する中、ハムラ法でしか改善できないクマ、ハムラ法でなくてもきれいになるクマがあります。ハムラ法が適応となった場合、内出血を抑え、長期経過を辿っても再発しないよう工夫を施します。裏ハムラ法では粘膜側の切開を小さくし、合併症（長期の内反や拘縮など）を最大限まで抑え、均一に凹みを埋めることで仕上がりのきれいさと安全性を両立しています。また、表ハムラでは余剰皮膚を切除する際に外反（あっかんべーの状態）を予防するために吊り上げ固定を同時に行います。
施術について
【施術時間】1～1.5時間
【麻酔の使用】局所麻酔・笑気麻酔・静脈麻酔からお選びいただけます
【注意点・リスク】
- 施術部分をケガしている場合は、治療できない可能性があります。
- 妊娠中若しくは授乳中のかたは、治療できない可能性があります。
- 皮膚に炎症がある場合は、治療できない可能性があります。
- やけど、瘢痕、水疱形成、色素沈着、ケロイド、紫斑形成、硬毛化などの症状が現れる場合があります。すぐにご相談ください。
施術の流れ
1 施術前カウンセリング
まずはご予約いただき、施術前カウンセリングを受けていただきます。専用のカウンセリングルームで目元の状態を丁寧に診察し、患者さまのお話をお伺いした上で、治療に関する説明を行います。ご不安やご不明点がございましたら、お気軽にお声がけください。
2 施術
治療をご希望される場合は、施術申し込みをしていただきます。施術当日は指定の時間までにご来院いただき、手術部位をマーキングした上で治療を行っていきます。治療中は局所麻酔を用いて痛みをコントロールいたします。ご質問やご不安がございましたらいつでもお声がけください。
3 アフターケア
施術終了後は目に負担がかからないよう、休息をお願いしております。施術後に痛みや腫れ、体調不良などの症状がみられましたらいつでもご連絡をください。術後の生活に関する注意点は、担当のスタッフから丁寧にご説明いたします。
クマ取り治療と
相性の良いセット治療
ヒアルロン酸注入
ROOTSで扱っているのは全て安全性の高いヒアルロン酸製剤です。ヒアルロン酸を打つだけ、ということは難しくありません。ただし膨らみの程度、膨張率、なじむ速度、被膜形成の有無、深さ、形作りといった多方面の要素を自在に扱うには相当なテクニックと経験が必要になります。ROOTSでは、経験を持った医師によるオーダーメイドのヒアルロン酸注入を行っています。
脂肪注入
太ももや背中、おなか周りから脂肪を採取し、細かくしたものをお顔に注入するのが脂肪注入です。色クマ改善や、凹み治療に適しています。採取した脂肪の粒子の大きさからコンデンスファットとナノファットに分けられ、適応に応じて使い分けます。ふっくらとした仕上がりは他の製剤では出せない質感であり、より滑らかでツルっとしたお顔が、半永久持続します。
スネコス注射
目の下の深いシワ、たるみ、透け感に効果がある画期的な注入治療です。シンプルな成分からなる副作用がほぼない注射です。特殊なアミノ酸配合と分量で特許を取得しています。皮膚の厚みを増やしたり、シワや透け感を改善することも可能です。
LIZNE注射
目の下の浅いシワ、チリメンジワに効果的です。最先端のリジュラン注射として、従来のサーモン注射よりもより痛みの少ない治療により、目元のハリを出すことができるようになりました。ポリヌクレオチドという成分が、皮膚のコラーゲン層を刺激し、弾力をもたらしてくれます。
ボトックス
目尻や目の下に発生した小じわを筋肉の動きを止めることで、予防・治療します。低価格・低リスク・低ダウンタイムから組み合わせることが多い治療になります。
よくあるご質問
ハムラ法とは、どんな治療ですか？
ハムラ法とは、目の下にある脂肪を別の部位に移動する治療です。目の下のたるみや膨らみを解消することで、明るく、スッキリとした目元が目指せます。眼周囲のくぼみに脂肪を移動させることで、たるみとくぼみの両方にアプローチできます。
経結膜脱脂術や切開法との違いはなんですか？
経結膜脱脂術や切開法との大きな違いは、脂肪を摘出せず移動させることです。目の下のたるみやクマを改善するだけでなく、眼周囲にあるくぼみにもアプローチできるため、複数のお悩みをお持ちのかたにおすすめできる施術といえるでしょう。
表ハムラ法と裏ハムラ法はどちらを選べばいいですか？
表ハムラ法と裏ハムラ法の選択は、年齢や目元の状態によって判断が分かれます。たとえば、加齢により目の下の皮膚がたるんでいる場合、表ハムラ法で脂肪の移動と皮膚切除を行うとスッキリした目元に近付けるでしょう。治療の選択は診察時にご相談いただけます。まずはお気軽にご予約ください。
費用
料金表
| 切らないクマ取り（経結膜脱脂術） | 298,000円 |
|---|---|
| 裏ハムラ | 498,000円 |
| 表ハムラ | 598,000円 |
| 皮膚切除＋吊り上げ | 200,000円 |
| 靭帯解除 | 128,000円 |
| LIZNE注射1cc | 49,800円 |
| LIZNE注射1cc 3回コース | 139,800円 |
| LIIZNE+BOTOX注射 | 55,000円 |
※表示金額は全て税込みです
お支払方法
当院では、下記の
お支払方法が可能です。
現金
現金でのお支払い
クレジットカード
VISA・MASTERCARD・AMERICAN EXPRESS・
DINERS CLUB・JCB・
銀聯など
医療ローン
医療分割に申請お支払い
注意点・リスク・副作用
・コンタクトレンズの装着は一週間避けてください
・内出血・腫れ・むくみ
・眼球を動かした際の違和感、痛み（一時的）
・一般的にダウンタイムは術後2-3日がピークであり、1週間ほどで落ち着きます。仕上がりは1か月でほぼ完成、3か月で完全な完成となります
・感染・血種
・内反・外反
・小じわ・たるみ・へこみ
・左右差